世界一美しいフェスとも称される『SENSATION』が今年はINNERSPACEをテーマに9月3日(土)に開催される。
その前日、メディア向けのツアーが行われ、開催前に設営中の会場を見ることができた。

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会場の幕張メッセに入るとまず目につくのが天井から吊り下げられた無数のバルーンたち。その数は全部で120個、直径は1.8メートルほどで、内部に仕込まれたLEDが音楽に合わせて光ったり、バルーンが上下に動いたりするそうだ。

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会場中央には巨大な蓮の華をイメージしたステージがあり、ここがINNERSPACEのDJブースになるという。ストーリーと共に、豪快にその姿を変えるらしい。

さらに、頭上から滝のように水が流れ落ちる仕掛けが。
しかも流れる水にレーザー光を当てて様々なビジュアルが水と共に降り注ぐ圧巻の演出。
こちらはオーダーメイドの装置なので、『SENSATION』でしか見られないものだとか。
これはぜひとも本番のライティングで見てみたい。

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また、ステージは360°回転する仕掛けになっており、会場内のどの位置からもDJのプレイが見られる。

DJブース設営前のステージに登らせてもらったが、確かにちゃんと会場の奥まで目が届く。当日はプレイ中のDJと目が遭う……なんてことも!?

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巨大な花びら型のスクリーン。ここには当日のDJのプレイはもちろん、観客が踊る様子やINNERSPACEのテーマに沿った映像が流れるようだ。

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メインフロアの間仕切りの先、幕張メッセ10ホールには昨年比2倍以上の180メートルに延長されたバーカウンターが設営される。

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ツアーのガイドを務めてくれたのはクリエイティブカンパニーID&Tで16年『SENSATION』のイベントディレクターを務めているエリック・ケイヤー。

彼は今回のステージについて
「INNERSPACEは日本語で言えば“自分の中にある本当の自分”のこと」
とコメント。

ステージのモチーフとなっている花びらについては、種から花を開かせる花びらは人生の旅をしているのでは? という考えを明らかにしつつ、
「INNERSPACEのコンセプトは日常のイヤなことやストレスの全てを忘れる場所というもの。
そこで踊っているときは“自分であることも何もかも忘れて旅に出よう”という気持ちを込めているんだ」

とその真意を語った。

さらに、今後の『SENSATION』の展望について彼はこう語っている。
「はじめてアムステルダムで『SENSATION』をやったとき、先のことは全く考えなかった。
次に何をするかと考えたとき、技術のとても高いクリエイティブディレクターたちがいて、その彼らによって新しいものが場面で決まる。
気づいたら16年間やってきた。今回は日本でINNERSPACEをやるが、次があるとすると5つの異なる演目が残っている。それが何になるかは今回のINNERSPACEを経てから決めるんだ」

日本で2度目の開催となる『SENSATION』はまもなくスタート。その真価は参加してみないと分からない!

EVENT INFORMATION

SENSATION INNERSPACE

2016.09.03(SAT)

OPEN/START 21:00

MAKUHARI MESSE

ADV ¥15,500 DELUXE ¥ 35,000

Steve Angello / Yellow Claw / Tom Staar / Mr. White / Yax.x / HiRAPARK / MC Gee

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