実験性の高い音楽とときに常人の理解を超える言動で鬼才と称されるイギリス出身のアーティスト:エイフェックス・ツインが、ドナルド・トランプとヒラリー・クリントンを揶揄し、核兵器による人類滅亡を予言するような描写の映像に、ヒューストンで行われる自身8年ぶりとなるライヴショウケースのプロモーションを差し込んだ、彼らしいブラックユーモア溢れる映像を公開した。

42秒間にわたるこの映像は「エイフェックス・ツインからの承認メッセージ」とタイトルが付けられ、彼のアートワーク特有の人物の顔を歪ませたイメージと共に、アメリカ大統領選キャンペーン中のドナルド・トランプとヒラリー・クリントンによる攻防戦の一連の場面のデフォルメ映像、そしてスタンリー・キューブリック監督作品の映画「博士の異常な愛情」(’64年公開)のイメージと思われる核戦争への連想映像がフィーチャーされている。

またこの映像は、今年12月17日、18日にヒューストンで開催されるフェスティバル『Day for Night』にエイフェックス・ツインが出演するプロモーションも兼ねている。なお、本祭で彼は約8年ぶりにアメリカでライヴをすることになる。

エイフェックスが予言する未来の行方はいかに…!? 兎にも角にも米大統領選《トランプVSヒラリー》、本日開票です!