2016年1月にKORGが発売したポリフォニック・アナログシンセサイザーminilogueをモノフォニック(単音)・シンセサイザーとして再設計したmonologueが12月下旬に発売される。

2VCO、1VCF、2EG、1VCA、1LFOの構成やオシレーターの倍音を形成する独自のウェーブ・シェイプ、シンク/リング・スイッチといったといったminilogueの特徴はそのままに、フィルターの改良と新たなドライブ回路の搭載で、より攻撃的で凶悪なサウンドを実現した本機。

なんとこの機材の開発にはWarpの鬼才エイフェックス・ツインが参加。2014年にリリースしたグラミー賞受賞アルバム「Syro」のアートワークは、楽曲に使用した機材(シンセやサンプラーなど)の名前を円環状に並べたデザインで話題になり、今年発表した最新作「Cheetah EP」もまたヴィンテージものの機材を採用するなど、楽器への愛着が深いエイフェックス。

syro

そんな彼がmonologueのマイクロチューニング機能のアドバイザーを担当し、各鍵盤を個別にピッチ調節することで、誰もがオリジナルのチューニングができるように。また、エイフェックス・ツインが作成したものを含むオリジナルのサウンドとシーケンスを80種類プリセットとして収録している。

korg-monologue

本体カラーはアルミニウム・シルバー、ブラック、レッド、ダーク・ブルー、ゴールドの5色。価格は34,000円(税別)
monologueを用いたデモ音源はこちら。