音楽業界のアカデミー賞とも称される、アメリカで最も権威のあるアワードのノミネート作・アーティストが発表された。
昨年はダフト・パンクが最優秀レコード賞&最優秀アルバム賞の両方を獲得したが、最優秀レコード賞には

イギー・アゼリア feat.チャーリーXCX “Fancy”
シーア“Chandelier”
サム・スミス “Stay With Me(Darkchild Version)”
テイラー・スウィフト “Shake It Off”
メーガン・トレイナー “All About That Bass”

の5曲がノミネート(コールドプレイやファレルなども入ってくるかと思いきや)。
大方の予想では新人ながらサム・スミス強し(ディスクロージャーの“Latch”に参加した彼)。主要4部門のすべてを含む最多6部門でノミネートしているし、確実に今回の台風の目となること間違いなし。

イギー・アゼリア feat.チャーリーXCX “Fancy”

シーア“Chandelier”

サム・スミス “Stay With Me(Darkchild Version)”

テイラー・スウィフト “Shake It Off”

メーガン・トレイナー “All About That Bass”

気になるダンス部門は……?

そのほかにも様々な賞があるなかで、FLOOR読者的に気になるのはやっぱりダンス部門。

まず、最優秀ダンス・レコーディング賞には、

ベースメント・ジャックス “Never Say Never”
クリーン・バンディット feat. ジェス・グリン “Rather Be”
ディスクロージャー feat. メアリー・J.ブライジ “F For You”
デューク・デュモン feat. ジャックス・ジョーンズ “I Got U”
Zhu “Faded”

そして、最優秀ダンス・エレクトロニック・アルバム賞は、

エイフェックス・ツイン「Syro」
デッドマウス「While (1<2)」 リトル・ドラゴン「Nabuma Rubberband」 ロイクソップ&ロビン「Do It Again」 マット・ゾー「Damage Control」

がノミネートされました。

カルヴィン・ハリスやカスケード、アーミン・ヴァン・ブーレン、ゼッドなどがノミネートされていた昨年とは打って変わってなんとも刷新した感じ(世界的な潮流としてはEDMのムーブメントも小休止といった感じか)。
顔ぶれ的には、前回アルバム部門に選出されたディスクロージャーの勢いを感じるし、同時にデューク・デュモンやマット・ゾーといった若手の台頭も気になるところ。
一方で、ベースメント・ジャックスやエイフェックス・ツインといった超ベテランのパワー、リトル・ドラゴン、ロイクソップ&ロビンといった北欧系が再び注目を集めたのも興味深い。

FLOOR的には、インタビューもしただけに最優秀ダンス・レコーディング賞にはベースメント・ジャックス、最優秀ダンス・エレクトロニック・アルバム賞にはロイクソップ&ロビンに獲ってほしいけど……。前者はディスクロージャー、後者は混沌状態といったところかなと。

第57回グラミー賞授賞式は現地時間2015年2月8日に米ロサンゼルスにて開催。

ベースメント・ジャックス “Never Say Never”

クリーン・バンディット feat. ジェス・グリン “Rather Be”

ディスクロージャー feat. メアリー・J.ブライジ “F For You”

デューク・デュモン feat. ジャックス・ジョーンズ “I Got U”

Zhu “Faded”

エイフェックス・ツイン「Syro」

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デッドマウス「While (1<2)」

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リトル・ドラゴン「Nabuma Rubberband」

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ロイクソップ&ロビン「Do It Again」

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マット・ゾー「Damage Control」

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