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コアなダンスミュージック・ファンを魅了する
注目のコンテンツを本誌ならではの視点で解析

今年も『RAINBOW DISCO CLUB』が開催される。しかも、晴海客船ターミナルから東伊豆へと舞台を移し、3日間に渡るキャンプイン・フェスティバルとなって。

このフェスの魅力と言えば、やはり独自の審美眼が光る音楽キュレーション。
今回FLOORでは音楽誌らしく、コアなダンスミュージック・ファンからも大きな支持を集める、そのラインナップをフィーチャー。

音楽の流行に左右されることなく、良質なアーティストのみを揃えたラインナップの中から10組をピックアップし、FLOOR編集部が独自に選ぶ必聴盤やDJミックス、さらには音楽のタイプが簡単に解るサウンドグラフも掲載。開催直前の予習にどうぞ!

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1|Todd Terje

「It’s Album Time」で世界を席巻した北欧ディスコの雄

ノルウェーはオスロを拠点に活躍する、新世代プロデューサー/DJ/ソングライター。00年代中盤より、リミックスやリエディット作品をリリースし、ディスコを基調としたサウンドで頭角を表す。レーベル:OLSEN Recordsを主宰し、そこから数々のヒット曲を発表すると同時に、リンドストロームやフランツ・フェルディナンドの作品に参加するなど、プロデューサーとしての手腕も注目されている。

2014年にはファースト・アルバム「It’s Album Time」をリリースし、世界各地のメディアから絶賛された。
なお、現在はバンド:トッド・テリエ&オルセンズの活動も本格化させており、今年は歴史あるビッグフェス『Coachella Valley Music and Arts Festival』へも出演し話題の的に。
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3曲

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2|MODERN DEEP LEFT QUARTET

各界からスペシャリストが集合した即興演奏のプロ集団

カナダを代表する4人のエレクトロニック・アーティスト、マシュー・ジョンソン、ザ・モール、タイガー・デュラ、ダニュエル・テイトによるユニット(初期はザ・モールを除く3人でコブルストーン・ジャズとしても活動)。各自卓越したスキルとキャリアを持ち、なおかつ4人の親密な関係性が生み出すサウンドは唯一無二。

そして、何より即興性に溢れたライヴが彼らの魅力。アナログ機材を駆使し、最小限のミニマル・サウンドと即興のジャズ・サウンドをリアルタイムに融合させ、常に新しい世界観を生み出している。
誰にも予測できないステージ上のインプロヴィゼーション、そこからはジャズ〜テクノ、ジャンルに関係なく、絶えずフレッシュなサウンドが織りなされ、フロアを圧倒する。
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3曲

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3|RUSH HOUR ALLSTARS

オランダ・アンダーグラウンドで輝くRUSH HOURがオールスターで初来日
最新&最深のサウンドに浸る、驚愕の6時間セットを披露

オランダはアムステルダムの人気レーベルであり、レコードショップでもあるRUSH HOUR。1997年に誕生し、以降数々のアンダーグラウンドなサウンドを世に提供してきた。カール・クレイグ、リック・ウィルハイト、ケニー・ラーキン、さらには地元アムスからも次世代ディープ&テック・ハウサー:トム・トラゴなどを輩出している。
昨年はアムスはもちろんのこと、ベルリンにロンドン、パリ、ミラン、NYなどでレーベル・ショウケースを開催し、各地で大盛況を収めている。

今回はそんなRUSH HOURの看板アーティスト、サン・プロパーにヤング・マルコ、そしてレーベル・オーナーのアンタルの3人が、ラッシュ・アワー・オールスターズとして初来日し6時間のロングセットを披露する。
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3曲

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4|JOHN TALABOT

独特なハウス・アプローチで世界を魅了するサウンドマジシャン

2013年に「SONAR」で初来日し、多くのオーディエンスを魅了したスペインはバルセロナの新鋭DJ・トラックメイカー:ジョン・タラボット。Permanent VacationやYoung Turks、そして自身のレーベル:Hivern Discsからのリリースを重ね、2013年には!K7の人気コンピシリーズ「DJ-Kicks」を手掛け世界的にも高い評価を獲得。
インディー・ダンス〜ニュー・ディスコ、さらには独特なグルーヴ感のあるハウス的アプローチを施した彼のサウンドは、ディープかつメランコリック。オリジナリティ溢れる音楽性で人気を博している。2012年にはデビュー・アルバム「fIN」をリリースしている。
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3曲

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5|VAKULA&KUNIYUKI

国境を越えた玄人たちによるコラボ、本邦初のライヴを披露

ウクライナのポスト・ビートダウン&ディープハウス・シーンを牽引する奇才アーティスト:ヴァクラと、北海道は札幌を拠点に世界にスピリチュアルかつ革新的なサウンドを提供しているKUNIYUKIによるユニット。
2人の深い音楽性、そして様々なジャンルの要素が濃縮したそのサウンドは、圧倒的なグルーヴ感と深淵な世界観を備えた至高のダンスミュージック。あらゆるジャンルのアーティストたちが絶賛し、これまでリリースされた楽曲はすべて世界的な評価を受け、絶えず大きな話題に。
今回は、ヴァクラが待望の来日を果たし、2人がコラボレーション・パフォーマンスを初披露する。
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3曲

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6|松浦俊夫 presents HEX(Trio Set)

巨匠が提示するジャズとエレクトロニクスの可能性
ヨーロッパを熱狂させた現在進行形のサウンドが日本凱旋

90年代はUFOとして活動し、以降、日本のクラブ・ダンスミュージックシーンで活躍する松浦俊夫。彼が陣頭指揮をとり、名門ジャズレーベル:BLUE NOTE RECORDSの創立75周年を記念して発足したのがこのユニット。
キーボーディストの佐野観、ドラマーのみどりん(SOIL&”PIMP”SESSIONS)、ピアニスト:伊藤志宏、ベーシスト:小泉P克人らを迎え、ヘキサゴン(六角形)を意味するHEXの名の下に、現在進行形のジャズを発信している。
2014年には初のヨーロッパツアーを成功させ、松浦+佐野+みどりんによるダンスフロア重視型のトリオも新たに結成。今回は、そんなフロアを意識したトリオ・セットでの参加となる。
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3曲

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7|ATA

ドイツの至宝Robert Johnsonのレジデントが魅せるクロージングセットとは

グラフィック・アーティスト、ファッション・デザイナー、DJ、レーベル・マネージャー、さらには経営者など、様々な側面を持つドイツはフランクフルト出身のアーティスト、アタ。
80年代から活動をスタートさせ、Playhouse、Klang Elektronik、Ongakuといった名門レーベルの運営、そしてリカルド・ヴィラロボスやローマン・フリューゲル、イゾレなど今を輝くアーティストたちの発掘、さらにはフランクフルトの世界的人気クラブ:Robert Johnsonの経営を成功させるなど、ダンスミュージック・シーンにおいて数々の功績を残している。DJとしても、ドイツハウス・テクノ・シーンのアイコン的存在として長年活躍している。
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3曲

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8|TIM SWEENEY

全米を魅了した「Beats in Space」その最新トレンドを体感せよ

アメリカ、メリーランド州出身のアーティスト:ティム・ スイーニー。学生時代よりNYのカレッジラジオでレギュラー番組「Beats in Space」を設立し、そこではディスコからニューウェーヴ、さらにはシカゴハウス、ミニマル、クラウトロック、ファンク、ソウルなど、あらゆるダンスミュージックをプレイし、大学卒業後も含め15年もの長い間人気を誇った。
そんなラジオDJであると同時に、クラブでも活躍。NYをはじめ、世界各国でプレイしている。なお、世界的人気レーベル:DFAのメンバーでもあり、2011年には、ラジオ番組と同名の自身のレーベル:Beats in Spaceをスタートしている。
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3曲

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9|BLACK DEVIL DISCO CLUB

ハーヴィー、バルデリに続く、ディスコ界最後の巨匠が初来日

イタロ・ディスコの金字塔と言われる名盤「BLACK DEVIL – DISCO CLUB」を生み出したブラック・デビルのプロデューサー:ベルナール・ フェヴレ。彼は70年代より活躍する電子音楽のパイオニアの1人であり、ディスコ〜テクノまで、幅広いジャンルに大きな影響を与えている。
たとえば、エイフェックス・ツインは自身のレーベル:Rephlexから「BLACK DEVIL – DISCO CLUB」を再発し、ケミカル・ブラザーズは彼の楽曲をサンプリングするなど、至るところにその功績が伺える。今年は彼の名盤3タイトルが正規再発されるなど、現在再びその評価が高まっている。
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3曲

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10|SESSION VICTIM

デジタル×アナログ、躍動感溢れる次世代インプロヴィゼーション

ドイツのレーベル:RetreatのオーナーでもあるHauke Freer率いるデュオ:セッション・ヴィクティム。ソウルフルなディープハウス、テクノを主体に、ファンク、ソウル、ヒップホップまで、様々な音楽性を見事に織り交ぜるオリジナリティ溢れるスタイルで人気を博している。
これまでに、ベルリンのPanorama BarやロンドンのFabric、さらにはNYのCieloなど、数々の名門クラブでプレイし、世界中のオーディエンスを魅了。昨年はDelusions of Grandeurからセカンド・アルバム「See You When You Get There」をリリースし、大きな話題をよんだ。
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3曲

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